KEIKO KOMA

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更新日 2010-01-09 | 作成日 2008-03-30

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 本来であれば、レバノンの首都ベイルートにて心模様作品展を開催する予定で作った作品を、今日から京都にてお披露目をさせて戴きます。何故ベイルートにて開催する事になったか覚えていませんが、私は、心を込めて一生懸命描かせて戴きました。ガジ教授は、私の作品は、天へ天へと向かうエネルギーにあふれているので、元気が出るとおっしゃいました。又、私が書く詩と同じエネルギーを感じるので、ガジ教授にとり心模様作品は詩を読んでいるようだとおっしゃいます。レバノンにいる方々の無事を祈り、お一人お一人の内面を感じ、作らせて戴きました。ネクタイ、ブローチ、額、バッグとひとつひとつ作ることで無事を確認するような感覚がありました。只心配していても役に立ちませんが、表現することで心配は消えていき、共に生きている確かな力を感じることが出来たのです。ガジ教授のお母様には、ショールとバッグ、ペンケース、ループタイを差し上げました。103才の生涯を閉じる最後の瞬間、私のループタイを胸に当て永遠の眠りについたと聞きました。その瞬間、ループタイのラインストーンが光輝き、ご家族の皆様は大変驚かれたと聞きました。ブルガリア、トルノボでのコンサート開催にあたっての責任者の奥様がガンの手術をされると聞き、急いで病室にと額を作りました。大変元気づけられたと大喜びされ、後日、病院全室に飾りたいと院長先生から頼まれ、寄付させて戴いたのです。トルノボの市長さんはドクターでもあり、私の心模様は治療の一環とし飾っていますと記者会見の時に発表して下さいました。
 私は、昨年の3月にシリアに撮影の旅に行きました。預言者マホメットが預言を受けた地に立った時にみえた光景を、日本に帰りすぐに描いた時、体が痛み、動けなくなり大変苦しみました。それ以来、右腕の痛みは一年以上経つ今も回復せずに続いています。今回も、この作品は全員が何処にしまったのかを忘れてしまい、危うく忘れ去られるところでした。出発前夜ようやく見つけ、展示しました。私にとり、新しい世界を作り、この痛みから抜け出したいという気持ちもあります。これからも内面の光景を表現させて頂き、内も外も光輝く世界を作っていきたいと心より望んでいます。