KEIKO KOMA

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3月31日/東京にて




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新しい富士山



どこまでも透明な美しい光とひとつに輝く姿に
新しい時代の訪れを知る
自然の生命はおおいなる存在とひとつに
新しく生き
生まれ変わる事を
毎日見る富士山
木々 花々に
教えられ
新しい生命エネルギーに触れ
新しく生きていける今

胸の内に秘めた夢、希望の実現へと

悲しいと感じてきた桜の花が
喜びと変わりました今年の春
新しい春を迎えています




3月30日/東京にて




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丸都山城



 東京、カフェ哲では高麗恵子ドキュメンタリーサロンを開催しています。今日は、いだきしん先生撮影の丸都山城の映像作品が上映されました。宇宙を感じる音楽と共に顕われる丸都山城の城壁の輝き、木々の緑の美しい事に魂感動し、震えます。風に揺れるこの葉のそよぎまでも感じられ、丸都山城に居るように心地良いです。発掘調査がされずに高句麗時代のままに残っている山城がある事は私にとっては大きな喜びです。皆で心ひとつに生きたぬくもり、愛をそのまま感じ、生きる力が漲ってきます。「人はただ一緒にいるだけで愉しく幸せだったぬくもりに包まれる」と1998年に初めて訪ねた時に書いた詩が心に浮かびます。
 2000年近く経った今、日本の東京の地にて高句麗丸都山城をそのまま体感出来ます幸せに感謝します。日本と高句麗のつながりも感じる事が多い毎日で、真が顕われる時を待ち望む魂共に歩む人生です。ふるさとが愛とぬくもりに包まれる地である事がうれしく生きる力となっています。高句麗の真を撮影して下さり、愛を表現する音楽により、蘇る魂と出会います。会いたい先祖に出会い胸打震える感動は未来を創る力となり、悲願の実現へと向かいます。



  この風を知っていますか
  共に生きたぬくもり
  何があっても共にと誓い
  生き続け
  2000年の時を超え
  出会い
  蘇る魂




3月29日/東京にて



墨色の空模様



墨色の風になびく雲の流れ
どこまでも透明で清々しい風が吹く
雪を冠る山々
白い雪と黒い山肌に
墨色の雲たなびく
大空に潔く墨を入れたよう
聖なる筆の勢いに吸い寄せられ
魅せられ
遥か彼方へと。。。

古の時であるような
遠い未来のある時であるようなと心馳せる時
今 と目が覚め
神代の時に生きる人生と気づく

古の時
天の光差す地に国生まれ
聞こえた奈良での大地の声
山々に墨色の光が注がれ
国生まれ

神生まれし地
国生まれ

新しい歴史を刻む人生
神代を生きる今



3月28日/京都にて




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国創りの道程



 今日は、京都事務所にて、昨年12月23日に奈良にて開催しました「高句麗伝説」コンサート上映会をさせて戴きました。時の巡りにより、今日となりました奈良での「高句麗伝説」では何か起こったのか、何が表現されたのかを今わかる事は必要と感じ、心ときめき楽しみに向かいました。
 最初のいだきしん先生の音から歴史を感じ、胸動き、感動します。そして私が「海」と語り、海の詩を詠んでいます。自分で詠んでいながらも即興詩ですので、自分では全く覚えていません。3月11日のコンサートからずっと海をテーマにコンサートをして頂き、世界を変え、今までの人類史を変える程のテーマと生命賭け闘い、新しい時代を切り拓いて下さいました。生まれて初めての体の変化に驚き戸惑いながらも生まれて初めて頭がはたらいていく兆しに言いようのない喜びを感じていました。国家と頭のはたらきとは関係している事は今までもわかる事が多かったですが、自分の体と頭をもって抜け出す経験が出来て初めて知る真実に言葉に表し尽くせぬ気持ちが生まれています。
 奈良にて生まれた詩が海であった事に国家の原型となったエネルギーが海にあるとお聞きしていた事を思い出し、心の中では合点が行くのです。そして次の詩を聞いた時には更に驚き、合点が行きました。「高句麗の風」の詩でした。4回にわたる海を表現して下さったコンサートの後に京都に来た時、自分の人生で経験した真実をお伝えし、いだき講座の事、コンサートの事を全ての人にお伝えし たい気持ちが再び生まれたのです。その時に新聞のような書物を配布している光景が見え、皆で新聞配達をしようと話していたのです。当然今まである新聞ではないのですが、どのような物にしたら良いかと考えていました。すると遥か彼方から「高句麗の風」と書かれた書物が見えてきました。それも高句麗時代の紙に墨文字で「高句麗の風」と書かれてあります。古の高句麗時代の風が吹いています。懐かしさと恋しさに魂震えました。この風を知っている魂は多いと感じたのです。魂蘇る時、良い時代が創られていくと見えます。海の後は高句麗の風、と一人合点が行き、喜び、希望にあふれました。 
 奈良での「高句麗伝説」コンサートにて国創りの道程を経験しました。これ程学ぶ事多く、具体的に国創りを学ぶ機会は他にはない、と自分が行っているコンサートであることは忘れ、「高句麗伝説」の世界に入り込んでいました。歴史を学び、真実をわかり、未来への道が見え、人間が生きていける国を創る道程を経験出来るのです。この世の中でこのようなコンサートが開催出来ている事は世界が変わり、今までにない人間の時代が創られていくと見えた時には感動と喜びに震えました。
 人間だったらこの素晴らしさをわからずに、興味さえも持てない人がいるでしょうか、と問います。わからないと何度言われてきたか知れませんが、自分では真実を表現してきましたのでわからないと言われる事が不思議でなりませんでした。
 私は興味深く魅せられ、得る事多く、これからを生きる上で最も必要な糧を頂き、大変感謝しています。この経験を活かし良い世界を創っていく為にはたらくことばかりを考えています。ありがとうございます。



3月27日/京都にて




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高句麗衣装



 京都に拠点を創るようになった時、日本人は着物を着る民族であったのに、いつのまにか、背広を着、ネクタイをするようになったと考え始めました。亡き父はよく着物を着ていた事も思い出します。大事な用事の時は着物が正装でありました。
 私は子供の時から着物が苦手で着れませんでした。かといって洋装が好きな訳でもありません。高校の時に制服を着る事が苦痛で着れませんでした。気持ちを表現すると皆も同じ気持ちである事を知り、皆で制服を着なくなり制服着用という規則がなくなり、自由となりました。人間一人一人持って生まれた資質も違い、一人として同じ人間はいないのに大量生産により作られる同じ服を着る時に監獄に入れられたような感覚になり、制服を着る事が出来ませんでした。
 今、マーブリングをするようになり、水、光、風とひとつになり交流する生命から生まれる模様を見る時、大宇宙を感じます。マーブリングした生地で作る衣装を身に付ける時、表現も自由になります。「高句麗伝説」の時は即興詩を詠ませて戴きますので、自由な表現が出来るマーブリングの衣装は大変うれしく着させて戴きます。
 私はある時高句麗壁画の写真集を見、当時の高句麗人が身に付けていたと考えられる壁画に描かれています衣装を真似てマーブリングをした生地で創って頂きました。高句麗衣装と呼んでいます。着物の歴史を辿った時に、聖徳太子が身に付けておられたという衣装を見た時に大変驚きました。壁画に描かれている高句麗人の衣装とよく似ていたのです。日本の着物と高句麗の衣装は似ているのかもしれない、と感じた時にほのかな喜びが生まれたのです。いつか普通に高句麗衣装を着て街を歩いてみたい、と望むようになりました。が、正装ですので、普段着にはなりにくいので未だに実行出来ていません。
 最近ではデパートに行っても出会う物がなく、何を着て良いのかわからなくなっています。そしてまわりと同じような物を着る意味はないのに、多くの人はほとんど同じような服装をしている事にも気づきます。
 世界で一人の自分にふさわしい世界で一枚のマーブリングTシャツです、と毎年被災地の子供達に染めてお贈りさせて戴いていますが、子供達から世界で一人の自分を活かして元気で生きていきます、とお返事を頂く時に希望を感じるのです。一人一人生まれもっての能力、資質を活かし、光輝き生きられる社会は平和な世界、を活動趣旨としています私は、一人一人の資質、存在が顕われるように生きていく事が平和を創ると考えています。
 今、私も内面を表し生きていく事を考えると未来への希望があふれてくるのです。時代の大転換期である今の時代は何もかも変わるのだと感じています。人間の生き方も文化も新しく変わると感じ、心美しく純粋な気持ちで生き、新しい世界を創造していけるように生きていきたいと望みます。
 今日はマーブリングの高句麗衣装を着て講演会をさせて戴きました。一番心落ち着き、自分らしくなれるのです。ここから新しく生きる事を始めていきます。



3月26日/京都にて




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魂の真



 京都、八坂の塔の真下に「高麗ギャラリーカフェ」を創る前に四条通りのギャラリーにて心模様作品展を開催していた時、入り口に展示していました「高句麗伝説」のパンフレットを見て、入ってこられた方がおられました。某大学の先生でこの日は京都の大学の授業の為に通りかかり、「高句麗」という文字に惹かれて入ってこられたとおっしゃっていました。私が高句麗の子孫であると知ると、「東北は高句麗である事を知っていますか」と尋ねられました。知らないと答えますと、今度書いてある物を持ってきて下さるとお約束してくださり、後日京都にて開催しました「高句麗伝説」にご参加下さいました。京都に来て東北との縁を教えられました。
 東京の自宅にてこの時に頂きました資料を読ませて戴いている時に、大きな地震が起こりました。3月11日東日本大震災が起こったのです。この日は東京で「高麗恵子語り」という催しを開催する日でした。高句麗の話をせずして私の人生は語れません。催しを前にし、東北との縁が書かれた資料を読ませて戴いていたのです。とんでもない地震であるとはすぐに感じ、今日から人生が変わると姿勢を正しました。生まれた本音に従い被災地をまわりはじめました。
 ある時、被災地へ向かう時に交通事故により高速道路が通行止めとなり、一般道を通りました。突然胸の奥が動き、懐かしさに涙こみ上げたのです。何が起こったのかを理解する間もなく、「ここは何処」とあたりを見回しました。「KOMA」の文字が心に飛び込み、ここは高麗縁の地と知り、大変驚きました。
 東京に帰り調べると、ここは阿弖流為の地だったのです。それも当時の朝廷が集中攻撃をした地と書かれてありました。胸が動き涙こみ上げた理由がわかると同時に、いい知れぬ悲しみと感動が胸を貫きました。被災地に行く事なく人生生きていたら、出会えなかった真です。
 東北の地にて見上げる星空に魂が「君」と呼ぶある存在に出会うのです。その時のいい知れぬ感動と悲しみ、胸の動きは未来に明かされる真実への解明につながっていくと感じるのです。
 東北での「高句麗伝説」にて即興詩を詠ませて戴く時、涙なくして詠めない詩があります。蒼い夜空に蒼い風が吹き、蒼い星輝いています。蒼い風に吹かれ語りかけてくる魂の声を詠ませて戴く時、自分一人のものではない、多くの魂の声が聞こえます。この胸のいい知れぬ悲しみを、言葉に表し尽くせぬ無念な思いを、涙さえも流す事を許されぬ切なさを。。。いつかわかる時を。。。と切望します。
 表現しても尚胸の奥深くから聞こえる慟哭はいつ光に包まれていくのでしょうか。時を創り時を待つ日々は続きます。
 昨年、インドからいだき講座を受講に見えた方を清水寺にご案内させて戴きました。阿弖流為と母禮の慰霊碑があると聞いていましたが、何処にあるかは胸の動きでわかりました。私は突然走り出し、慰霊碑の前に立ち、目を閉じました。その後ろ姿をインドからの友人は写真に納めていました。後日その写真を見せて下さいました。そして私が先祖のお墓にお参りをしているとまわりにいる人に説明していました。彼にはそのように見えたのだと知り、驚きました。特別な場に居合わせた事を瞬時にわかる程の衝撃を受けたともおっしゃっていました。私は慰霊碑の前に立ち、心澄まし、魂の声を聞いたのです。言葉に表し尽くせぬ悲しみが胸を貫きました。いつの時にか。。。と心に誓い、じっと心ひとつに居た時、風が吹いたのです。言葉に表せぬ悲しみの深さを魂は受け止めました。そして共に在りました。
 京都に導かれ、東北との縁を知り、東北の地へと導かれ、京都との縁を知りました。魂は魂に導かれ、魂の真を知るのです。生きている私達が真をわかっていける時、魂は報われ、悲しみは愛と変わる事を高句麗の歴史をひも解く中でわかる事が出来ました。人間とし真をわかる人間でありたいと心から望みます。
 いだきしん先生のコンサートでは真実の歴史も魂の真もわかる経験が出来ます。真をわかり真を実現する修養の機会となり、これほどありがたい事はありません。
 東日本大震災が起こった日に開催しましたコンサートからずっと続いています「海」のテーマが今後どのように展開され、世界は変わっていく事でしょう。間違いなく世界に伝搬しています事が希望と感じます。この動きがある限り、平和は成ると見えるのです。魂で知る魂の真。人生これ程の喜びはありません。



3月25日/京都にて



ふるさと



 京都の家に入ると、私が「蒼い風」と呼ぶ八坂の塔の写真が心に飛び込むように入ってきます。一瞬にし蒼い風のエネルギーが生命の内を吹き抜けます。そして机の前には「心に生きるふるさとの風景 五女山を抱いて」と自分で書いた墨文字の詩と五女山があります中国遼寧省桓仁県にあります湖の畔の写真が展示されています。写真を見るだけで魂揺さぶられ、内から未来へと向かうエネルギーが湧いてくるのです。ふるさとは生きる力と感じ、心に生きるふるさとを慕い生きていける事はありがたい事と感謝します。
 高句麗の地がありました中国、北朝鮮、韓国、そして高句麗滅亡後に亡命した日本を含めた東アジアの事はいつも自分の身の内の事と感じ生きてきました。東アジアがひとつになることを望む幼い頃からの気持ちに火がつき、時は今、と感じた時に京都へと導かれたのです。
 京都の家に居ると心に飛び込む蒼い風、ふるさとの風景がいつも支えであると今日も気づく機会があり、感謝したのです。京都に拠点を創り東アジア、世界へ発信していけます巡りを受け止め、その時が成るまで動き続けるのです。
 人間では考えもつかない道のりを歩む人生程、心ときめき、夢と希望にあふれる人生はないと常に喜び感謝し生きています。
 次は比叡山へと導かれ、更に人生の不思議な事に言いようのないときめきを感じています。
 出会いは中学の修学旅行の時なのです。奈良にて田んぼのあぜ道を歩き、突然懐かしさに胸震え号泣した経験、 比叡山から京都の夜景を見た時の表現し難い感動とも懐かしさともつかぬいい知れぬ感情。まるで写真を撮ったように、胸に刻まれて以来、ずっと胸の内にあり続けた光景なのです。京都に拠点を作った時に、この事を思い出していました。が、何の意味があるのかは想像すら出来ずに時が過ぎました。
 昨年奈良の平城京跡が見える地にて私の心模様作品展を開催した日の帰りに、偶然にも比叡山から京都の夜景が見える道を通りました。胸の内にある光景が目の前に広がり、「ここだ」と驚きの叫びを上げた時の衝撃は時間が止まったかのように過去の時と今がひとつになりました。この時まで生きてこれなかったらわかることがなかった意味がこれから明かされるのです。運命の巡りは比叡山に工房を創るという道が開かれました。人生とは不思議なものです。自分では考えた事もない事が突然に起こるのです。胸の内にある悲願という言葉を自覚しました。それも狂おしい程にある事を自覚しました。この先は。。。と心馳せます。



3月24日/東京にて




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高麗



 久しぶりに東京、表参道にあります高麗恵子スカイロケットセンターにて、KEIKO KOMA Ch.のビデオ講演会公開収録をさせて戴きました。マーブリングカーテンに囲まれた空間はこの世の世界ではない空間です。皆様に召し上がって頂くアンドロメダエチオピアコーヒーをお淹れしようとお湯を注ぐと、コーヒーの粉が元気良く泡立ち、未来は明るい事を伝えてくれます。一人二人と人が集まり、皆でコーヒーを頂きます。講演会開始時間になると大勢の人で一杯となり、熱気にあふれます。
 地下に立つ「高麗」の看板の前に座らせて戴き、講演会は始まりました。「高麗」の看板立つ場所は特別であると感じます。魂共に語り、涙込み上げます。ご参加者も共に涙し、生きる事の意味、人間としどう生きていくかを考えておられる事を感じます。私が本音を表現する時、ご参加者の心に通じていく事が見える様に感じられ、共に生きる仲間であると胸熱くなります。いだき講座を受けた人とは身内以上に親しみを感じてきました。次世代が生きていける世界を作っていきたい本音で共に活動する人とは他にはないつながりを感じます。以前に駐日レバノン大使がNPO高麗主催コンサートにご参加下さった時、スタッフが喜び動く姿に大変興味を持たれました。人がここまで喜んではたらける背景は何なのか、と何度も質問されました。私達の動きを見、世界平和実現に向かい活動していることは真であるとはすぐにわかるとおっしゃり、全面的に賛同して下さり、ご支援下さいました。他の国の大使も同様に感じられ、全面協力を惜しみなくして下さいました。この関係を経験したなら、ここで生きると望む気持ちは自然に生まれる気持ちと考えます。愛にあふれ、喜びあふれ、何があっても未来に向かい生きていけます。
 今日はいだきで生きる経験をお話させていただき、心熱く、平和な世界実現へと向かう尊い講演会をさせて戴きました。ありがとうございます。

 レバノンのガジ教授からお便りが届きました。ここにご紹介させて戴きます。フェニキアの風を感じます今日此の頃です。世界中に散っていったフェニキアの魂が世界の平和に向かい動いている事を風は伝えています。






親愛なるプリンセス高麗恵子さんへ


 2005年から今に至るまであなたが表現した真の春の到来は毎年現実のこととして実感できるようになりました。花々の精神的な深い意味に感動します。
 春という特別な季節は希望を蘇らせ、情熱と生命力によって平和への道をともに歩むことを可能としてくれる源泉です。梅の花、桃の花の美しさと表情に魅せられるこの季節に、皆様の音楽と詩によって表現される美しいビジョン、確固たる意志、たくましさが実現することを望みご挨拶致します。プリンセス高麗恵子さんは春に咲く花々の内で最も美しい花でありつづけます。


レバノン大学芸術学部教授
Dr. ガジ・カワジ
NPO高麗 レバノン




3月23日/東京にて




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 東京でも星が美しく光り輝いています。語りかけると更に光り輝き、星の花が一斉に咲くのです。星と対話出来る心がうれしい夜です。
 空間にはおおいなる存在の光、エネルギーが満ちあふれています。人間とはどう生きていくのか、死んだらどうなるのか、永遠とは愛とは。。。の答えを求め生きてきた私は、いだきしん先生にお会い出来、本当の事がわかっていける事が何よりうれしく喜びを感じていました。本当の事がわかってくると体の状態まで良くなっていく事に最初は驚きましたが、人間は体も心も分かれていることなく、全てはひとつであるとわかれば、当然の事とも気づいたのです。常に幸せについても考え続けてきました。幸運に恵まれ、仕事の成果を上げた時、まわりの人から見れば幸せに見えると言われていました。が、私はその仕事をする為に生まれてきた訳ではないとわかっていましたので、心満たされる事なく、幸せに生きるとは。。。を問い続けました。
 父母が亡くなり、永遠の世界がわかりました。愛はコンサートにて常に経験させて戴いています。幼い頃から求めてきた人間とはどう生きていくのか、愛、永遠がわかる人生は幸せと感じます。物やお金によって幸せを感じる事はないとも痛い程感じてきました。
 今、おおいなる存在とひとつに生き、存在顕わし生きていく事程の幸せはないと感じています。人間の幸せはと問われたら、このように答えるでしょう。
 いだき講座では人間とは何かを学び、愛を経験し本音に気づき、本音を表現し常に成長し生きる生き方を身に付けていけます。仕事の成果を上げるとか健康になっていくとかはありがたい事ではありますが、外的な豊かさよりも内面の幸せを感じていける人生こそが人間としての本質が顕われ、意味ある事と考えます。
 いだきしん先生が見出された人間とは何かを自分が経験してわかっていける度に、人間の存在の計り知れない事、奥深さに畏れを感じながらも全身を満たしてくれる愛と喜びを感じ、感謝よりないのです。いだきしん先生の事を人間の先生とおっしゃり、音楽が禁止されている法律をも乗り越え、前代未聞と言われるペルセポリスでのコンサートを許可して下さったイランの副大統領のお言葉が心に蘇ります。海外では人間の先生と呼ばれていますが、正に的確な表現と合点がいきます。
 コンサートにて人間とは何かを自分自身でわかっていけます事がどれだけありがたい事でしょう。人間は人間理解なくして生きる事も仕事をする事も出来ません。誰もが生きていける世界を創造し、はたらいていきたい気持ちを実現していく上で、コンサートは欠かせない経験です。そんな事を考えていた時に、星と対話する事が出来ました。星は私の気持ちに応えてくれるかのように花を咲かせてくれたのです。



3月22日/東京にて



いだき講座



 どれだけ経験を語っても語り尽くせず、その素晴らしさを語っても語り尽くない、いだき講座の経験です。生まれ付きの運命を改善出来るというとんでもない事を経験しますので、現代人の意識では疑いから始まり、理解出来ない事である事は30年の経験で身に沁み感じてきました。私は自分の経験した真実を語る事よりなく、語らせて戴いてきました。語る私自身が夢のまた夢と感じている生き方を実現出来てきましたので、経験もしていない多くの方々が理解出来ないが故に疑う事より出来ないのだと言い聞かせながら何を言われても黙って先を創る事に集中してきました。真実は未来には必ず明かされるとわかっているからです。
 今、真を覆う闇が解かれ、真がそのまま顕わ れる光景が見えてきました。いよいよ真の時代が来たと感じ、春の訪れを喜ぶように、これから拓かれる真の時代を喜び迎える準備をしています。真が顕われる時代は一気に拓かれると見えます。光よりも速く真は世界中に広がり、世界は変わるでしょう。今までの歴史を繰り返す事によっては真の平和は実現出来ません。生まれ付きの運命が改善され、生命の内に真の自分を見出した一人一人が未来からの光と出会い生まれる本音を実現し、創り上げていく時代は過去を繰り返す事なく新しい時代を創造します。悲しみは愛と変わり、愛の歴史を築ける人生を世界中の人と共に。。。ありがとうございます。



3月21日/東京にて




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 生まれ付き人が見えない世界が見える私は空間にうごめくもの、濁すものが見え、苦しむ事が多いです。いだき講座、コンサートでは一気に解決されていく事も見えますので、解決の場であることをよくわかっています。コンサートにご参加された方々のお帰りの時の輝く笑顔、美しい瞳を見る度に、人間の素晴らしさを感じ、希望を感じます。が、コンサートで経験した事をそのまま認識出来る状態でない現代人の悲しみも感じます。表情は明るく喜んでいるように見えても、言葉に表す時には驚く程に違う表現をするのです。自分の生命の内で起こっている事を正確に認識し表現出来ればもっと能力を高め、成長していけると感じています。これからは言葉も一致していく時と感じています。
 今日、アメリカ在住のレバノン人からお便りを頂きました。ここにご紹介させて戴きます。 一人一人が真に目覚め、真を表し生きる時です。時代も空間もおおいなる存在あらわる時代です。人間とし真っ当に生きてこそ生き延びていける時代の到来に感謝し、真を表し生きていきます。





プリンセス高麗恵子さんへ


 はじめまして私の名前はSamarです。レバノンで生まれ育ちましたが戦争を逃れてフランスに行き、そこで2年間学校に通ってからアメリカに永住し、すでに24年が経ちました。劇場芸術の仕事を行って来ました、私の先生であり今は大変親しい友人であるガジカワジ教授から世界平和へと導く素晴らしい活動について聞き、あなたの詩集とIDAKI SHIN先生の音楽を紹介してもらいました。実際私はその素晴らしさに圧倒されました。畏怖すら感じました。
 音楽は地上のいかなる音楽とも異なりました。あなたの詩は創作した土地、国ごとに全く違うことがわかり、大地の波動を受け止め大地そのものが表現しているかのように感じました。そのようなことが出来るのはあなたが本当に純粋で美しい存在であるからとわかりました。またあなたの芸術作品、デザインすべてが愛から生まれていることもわかりました。愛と芸術のみが人間の生命を救済できると信じています。あなたの作品の興味深いのは単に平和のメッセージではなく、世界を根本的に進化させるものであることです。私の生命にある愛があなたの素晴らしい愛に頭を下げるのを感じます。光の内にあります。


Samar El-Zein




3月20日/東京にて




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はじまり



 3月11日東日本大震災が起こった日に開催しました、いだきしん先生のピアノコンサートの時から、今まで現れた事のない「海」の中にあるエネルギーは人間が生きていく上でこれ程までに影響を与えている事を我が身をもって経験しています。東京で開催されました4日間連続のコンサートは今日で無事に終わりました。毎日生まれて初めて聴く音を聴き、生まれて初めて知る世界に触れ、体が大きく変化しています。自分の意識によっては捉えられない事の限界も知り、いだきしん先生の演奏される世界に身を委ねる時、答えは生まれます。自然とひとつに生きる事が身に付いていきます。生命ひとつで生きる愛、やさしい事を経験し人間としての原点を経験します。
 今日は地元仙川のコンサートホールにて開催しました。未来永劫に渡り人類が生きていける世界を創造し続けて下さるいだきしん先生が表現しやすいピアノを探していました。
 あるピアノに出会い、仙川のホールに置いてある事を知り、急遽開催させて戴きました。コンサートを始めた30年前も今日のような小さなホールから始めた事を思い出します。いだきしん先生の初めてのコンサートの時、意識は人との境を作りますが、生命は誰の生命も受け容れひとつであり、やさしい事、生命ひとつで生きる愛を経験し涙あふれた事を今でも忘れる事は出来ません。世界中の人が生命ひとつ、愛を経験すれば世界は平和に成ると見えたのです。そして人間とし生まれ、生まれてきた甲斐がある人生を生きていける、と希望を見出し、コンサート活動が始まりました。
 今日も始まりを感じました。世界平和は成る、と見えた音は今も心に活き活きと鳴り響いています。見えた平和な世界に向い、活動開始です。ありがとうございます。



3月19日/東京にて




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故郷



 府中でのいだきしん先生のコンサートにて「竜宮城からの音の便り」とのメッセージから第2部が始まりました。時空を超える音が天空に響くように鳴り、天空から舞い落ちてくるように私の心に届きました。私にとっては恋しい高句麗の音と聞こえました。いつも慕ってやまない故郷からのお便りが心に届き、懐かしさで胸震え、恋しい故郷に帰れたように感じ、感動しました。心に生きる故郷は何処に居ても帰れる事を経験出来、喜び生まれます。帰る事が叶わぬ故郷を慕い生きていくことは時に切なく、悲しみを感じます。いつの時にか。。と心馳せ生きているので、希望を失わずに生きてきましたが、いだきしん先生の演奏を聴かせて戴いた 時に故郷に帰ってもこれ程感動し、魂揺さぶられる経験が出来るでしょうか、とふと感じたのです。演奏から届いた故郷からのお便りは麗しく、永遠の美を表していました。その世界は心、魂の故郷でした。永遠の故郷がある幸せを喜び、感謝します。いつも永遠の故郷で生きていける時が始まったと感じ、美しく生きていくことは永遠とわかりました。ありがとうございます。



3月18日/東京にて




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三鷹の地



 今日は三鷹でのいだきしん先生のコンサートがありました。先祖代々生きてきた三鷹の地を車を走らせながら、色々な事が思い出され、考えながらコンサート会場に向かいました。亡き父母の思い出も多く、悲しく感じたり懐かしく感じながら会場に到着します。悲しいのは、今日のようなコンサートを理解する事なく、誤解したまま生きている親族の事を考えるからと気づきます。人間とし生まれたなら何方様にもコンサートで経験する愛を知らずして生命終える事は悲しいといつも感じ、世界中の人にご経験頂きたい気持ちで開催しています。世界には多くの理解者がいてくださり、悲しみも喜びも共にし生き、身内以上に親密に生きています。コンサートを共に経験した方々は心が通い合い、とても親しいです。世界中の人と親しく生きていければ当然争いもなくなると考えています私は、まだ経験していない多くの方々に、生きている間にご経験頂けますようにと願う気持ちを表していく事が答えと、懐かしい三鷹の地を走りながら考えました。
 風のホールという名前がついていますホールではいつも風を感じます。今日は海の風を感じました。海が恐かった私は、恐怖から解放され、自然と共に生きる時に愛を経験する事を今日のコンサートにて経験しわかる事が出来、ありがたく感じます。
 地震国で生きる私達は何時何が起こるかわからない状況の中で生きていくのです。自然の猛威に畏怖を感じてきましたが、今日は、海の神霊という意味がある「わたつみ」というテーマで演奏して下さいましたので、わたつみがわかったことにより、恐怖や畏怖によって緊張しているばかりでなく、知恵を得る事が出来るとわかり、可能性を考えられる様になったことが心底ありがたいと感謝します。人間は自然と共に生きる事を取り戻していかなければいけない時とも身に沁みわかります。これからを生きる上で何よりも大切な事をコンサートにて経験し身に付けていけます事に心から感謝します。



3月17日/東京にて




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 海をテーマにしました今日のいだきしん先生のコンサートでの経験は生まれて初めて聴く音であり、経験でした。気づく事多く、拓かれた世界は人生初めての世界です。コンサートでの経験は高麗恵子Web Salonにて「心の花」とタイトルで書き込みさせて戴きました。
 表現した今気づく事は人間は地球全体、宇宙とひとつに生きていける存在であるのに、自分勝手に生きてしまうようになった事です。自分勝手は部分的な生き方と感じます。空間とひとつである生命を感じる時、心は世界中の人間とひとつになれると感じ、今日のコンサートにて心の中に花が咲く経験をさせて戴きました私は、心を養う事は世界中の人と通じ合え、平和な世界を創っていける事がありがたいです。
 全体とひとつである個の心に咲く花は、永遠の輝きを放ち、無限な世界で風に揺れるように咲いています。おおいなる存在に出会い、咲くのです。
 心に咲く花は世界中の人と語り合え、美しい世界を創っていきます。希望の花であり愛の花です。ありがとうございます。



3月16日/東京にて




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フェニキア



 父母亡き後、悲しみの淵にあった私は先を創る事なくして生きていけない事を身に沁み感じ、先を創る為に源を辿り、先祖高句麗の源を辿り、フェニキアの地レバノンに辿り着きました。争いが絶えない地でありながらも精神は輝き、青い空、青い海、美しい日差し、色鮮やかな花々が咲き、どこまでもいつまでも吹かれていたいフェニキアの風が吹いています。一瞬にし魅せられ、美しい故郷を慕う人生が始まりました。フェニキア9000年前の都市ティールにて亡き父の魂に出会い、魂は永遠で あること、美は永遠であることをわかり、内面を中心とし生きる新しい人生が始まりました。
 この地から美は永遠であることを表現し、世界へと発信するコンサートを開催出来れば、世界の平和への道を創っていける、と見え、コンサート開催に向け、動き始めました。2000年の事です。フェニキアの人々は私を娘と迎えてくださり、家族のように親密にコンサート開催に向け、力を注いで下さいました。政情を見、5年の歳月を経て、2005年8月に「高句麗伝説」コンサートを開催出来ました。ラストシーンにて、怒濤の如くに世界に散ったフェニキアの魂が集まり、出会い、感極まり涙しました。同時に聴衆は総立ちとなり、「ブラボー」と歓声が上がり、全員が涙を流し、感動の嵐が吹いたのです。翌日の新聞のトップ記事とし掲載される程の出来事となりました。
 最近この時に出会ったフェニキアの魂が共に動き、世界をひとつにと向かっていることをフェニキアの風が教えてくれました。
 数日後、私は駐日レバノン大使に招かれ、レバノンの詩人が私に贈って下さいました詩を頂きました。詩人からとお聞きしましたが、よく存じ上げている御方でした。2006年にイスラエル軍により攻撃された時に最も被害が多く出た街、ビントジべイルの議員さんからでした。街は壊滅状況となり、多くの尊い生命が犠牲になりました。この地でコンサートを開催してほしいと依頼され、戦争後に訪ねた時、破壊された街を悲しい瞳で案内され、ご自宅に日本人スタッフ全員をランチに招いて下さいました。レストランもない街となってしまったのでご自宅にて手創りのレバノン料理を創って下さったのです。大変美味しい手料理は今でも忘れる事は出来ません。そして何よりぬくもりあふれるおもてなしは私の心にずっと輝き生きています。場は離れていてもこの時の心温まるおもてなしを心にいつも人間とし一番大切な事を心の要とし生きる事に努めています。
 ビントジベイルは、美しい光の風が流れる,聖なる光に満ちる地です。どこまでも透明な空気、さわやかな風は水のせせらぎのように清々しい音と共に心を浄めてくれます。高原の丘にイエスキリストが歩かれたら一番似合う地と感じました。時空を超えた風は魂は永遠であることを伝えています。



 贈られた詩をここに載せさせて戴く事を決断出来ました。魂の表現は世界に伝搬し、世界をひとつにしていくとわかる経験を今日のいだきしん先生の講座にて経験させて戴きました。ありがとうございます。


レバノン国会議員 ビラルチャララ氏より



高句麗伝説


大きな音とともに衝撃が走り
大喧噪の中で
大きな波が大海から立ち上がるのを見ました
それは学校や家々の部屋に侵入し
庭を破壊し鳥たちを追いやりました
水があたり一面を満たし
私も恐怖の囚人になっていました
生命感覚は失われ
泳ぐことも船をこぐことも
丘に這い上がることもできません
空気の旋律にぶらさがり
私の村は私の目の前で沈みゆくのです
恐怖は渇きとなり
大きな大海原さえもその渇きを満たすことはできないのです
青い天使を待ち望むのみです
古代の高句麗王朝から蘇り
美しく彩られた天使
湖から生まれ
人々の苦しみを拭い去ったという天使を
鋭い音の響きとともに
大地の下から胎動がおこり
まわりが物音をたて
壁掛けの時計も落ちて壊れてしまう
頼りになるのは
足に刻まれた時
太陽は沈み行き
ピンク色の天使が悲しみを手に
わずかな消えゆく光のみが残る地に
すべてが去りゆこうとしているとき
私のまわりには目をあけたままで亡くなった子供たちが取り巻き
過去の冬が訪問している
遠い過去と遠い土地から
枯れた花々の灰をもたらす
泥の中から立ち上がるバラの花のように
水からのがれようともがく生命は
涙で大海の水かさを増すことしかできない
悲しみの流れが荒野に行きわたり空の地平線まで続いている
村の壁に残った最後の絵画を打ち破り
その色彩を全て漂白し
殺人的な水に彩りを加える
音楽教室のギターやピアノの最後の抵抗もむなしく
琴線は切断されてしまう
その時に類まれな音楽家
あのIDAKI SHIN先生が挑戦者として立ち上がる
祖国、日本への愛をよみがえらせ
殺人的海水から解放されることを宣言し
大海原の怪人を魔法のランプの中に閉じ込める
音楽がもどってきた事を宣言する
波は暖かさをとりもどし生命のダンスを踊る
我々の心を温め
心の中に入り込んだ水もひいてゆく
死人は目を覚まし安らかに眠る
響きは道路からも水を消し去り
木々も人間もあるべき姿を取り戻す
これで大地は再び花を咲かせ実を結ぶことが出来る
苦しみから解放されたのです。
そうだ
ティールの友人がそこにいたのです
音楽家であり戦う戦士
IDAKI SHIN
愛をすべての始まりに
自らは大変な痛みを身に受けていることを私は知っています
いつも希望があるから耐えておられることも知っています
あなたの音楽は光であり
幾つもの丘を越えて
日本からティールにまで届きます
私たちの地はいまだに理不尽な戦いの埃にまみれ
あなたの力づよい波が一掃するのです
水はどこにでもあり
喧噪と地震はプリンセスにもせまります
高麗恵子さん
声の響き
詩の言葉
八つの頭がある鳥がそのことを伝えてくれ
出会う前から私たちは知っていました
平和が実現されつつあることをです
そして愛が魂を養うことを
詩によって
私たちは出会うようになっていました
恐怖が私たちの心から切り離されることを望んでいました
純粋で自発的な愛
それが山をも動かし、いかなることも可能とします
また私たちはあなたがティールの生まれ変わりであることも知っていました
皆、あなたのこと、日本のこと、高句麗がどうなったかを心配していました
あなたにふさわしい国、木々、美しい言葉
栄光ある幸せな国
かぐわしい国
その国から悲しいニュースが走ったのです
大惨事にあなたの心は焼かれたように苦しみ
それは私たちもともにあって愛によって立ち向かうしかないのです
明るい光と風
自然の力
愛と知恵
エネルギーの源
これらで再び世界を立て直すことができるのです
私たちも心からの愛と忠誠心をもって
ティールのプリンセス
栄光あふれる高麗恵子さんに愛を誓うのです
朝の木々のように
夜の星々の輝きとともに花を養います
私たちの誓いの言葉にはいまだ日本のことが心配でかげりがあります
あなたの詩の世界が人々、子供たちを包み守っていることでしょう
笑い声が詩の響きに乗って聞こえてきます
しかし悪夢は消え去らないのです
大きな斧が私にふりおろされようとしています
叫ぶ声が聞こえるのです
長崎
広島
福島
夢の中でプリンセスを見ます
月桂樹を頭に冠り
絹の着物、タイをつけ
その姿に恐怖の音が逃げてゆくのを見ました
何かを語っています
「ピンクの天使が静かなる心で波の波動を生み、平和のうねりとなって
全ての人々の苦悩とともにあることを」
水は引いていき
残った水は水蒸気となって消え去り
太陽が顔を出す前に
私はあなたの存在を見ました
地震すらもその姿を見て逃げ去りました
ティールの海の力、高句麗の力を両手に
津波を退散させたのを見たのです
ステージに立つプリンセス
詩を世界にもたらし
IDAKI SHIN先生の音楽は詩の旋律を奏で
死の海に生命をもたらします
風のそよぎのようなあなたの声に
風の花が咲くのを見ます
それは音楽の花です
私の夜の苦悩を静めてくれました
私たちは今もなおあの時の様に
立ちあがってお二人に賞賛の拍手をし続けているのです
今はなつかしさと郷愁、心からの温かさをともなって
愛から拍手しつづけているのです。



レバノン国会議員 ビラルチャララ氏
ビントジベイル レバノン









3月15日/東京にて




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五女山の風



 生まれて初めて先祖高句麗の地へと旅立つ空港にて視聴した「本音で生きて下さい」の本についていますCDを久しぶりに聴いた今日、春風がやさしく心に吹いてきました。懐かしく、恋しい風です。故郷へと向かう緊張とときめきを感じながら聴いたあの時の事が心に蘇る時、未来に光を見、希望の光が胸に灯ります。ロマンチックで夢を感じる旋律はいつも心の中で鳴っています。この音と共に私は高句麗の地を旅しました。さわやかな5月の風に吹かれ、心の中に生き続けてきた故郷の風景を見ました。子供の時からずっと在り続けてきた風景です。初めてなのに生まれた時から知っていた風景を目の当たりにし、私はいつもここを故郷とし生きて来た事を知りました。
 芍薬の花が咲く好太王碑に立った時、遠い昔がここに蘇り、高句麗時代にも芍薬の花が咲いていたと感じ、先祖の地に立てた喜びが駆け巡った時に吹いていた5月の高句麗の風も蘇ります。
 今日は六本木にありますカフェ哲にてサロンを開催しました。いだきしん先生が撮影して下さいました五女山城の映像作品を見た時、木々が風に揺れ、木葉のそよぎまでも聞こえてきます。この木も風も高句麗時代からずっとあると感じると高句麗初代の王、東明王様が見た風景、触れた風と感じ、いいようのない喜びと感動に胸の内が震えます。五女山城の石垣の強い事、潔い美しさに高句麗魂を見、更に魂揺さぶられます。時代の大きな変わり目にあり、変化激しい私を勇気づけるように高句麗魂宿る石垣のひとつひとつが語りかけてくれます。ありがたい気持ちで姿勢を糾し、前へ前へと向かいます。
 五女山の風に触れた一日に感謝し、東京での4日間連続開催される、いだきしん先生のコンサートに向かいます。世界を変え、人間が生きていける新しい世界を創造していくコンサートです。身を置けます幸せを多くの方とわかち合えますように。。。



3月14日/東京にて




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 レバノン大使公邸にお招き頂き、レバノン料理を頂きました。大好きなレバノンのお話を大好きなレバノン料理を頂きながら語り合えますひと時は時間も忘れ、まるでレバノンに居るようなひと時でした。フェニキアの風が吹いています。世界中に散っていったフェニキアの魂は怒濤の如くに一斉に集い、感極まり、号泣した時、聴衆も総立ちとなり歓声が上がり、号泣したレバノンでの「高句麗伝説」での出来事が今、現実に顕われると感じるひと時でした。世界の平和を心から望み、実現に向い生きていきます。




3月13日/東京にて



川辺にて



 盛岡滞在中は毎日眺める川辺に「ありがとうございます」と挨拶をし、東京へと帰ります。市内を流れる北上川、雫石川、中津川の水面を見るだけで魂震えるのは何故でしょう、といつも心に語りかけます。遠い日のロマンを感じ、歌を口ずさみたくなるのです。懐かしく、恋しい歌です。いつの日にかその歌を詠う時が来るのでしょうか。魂震える理由がわかるでしょうか、と想いを馳せ、目の前に見える川辺の風景に挨拶をし、立ち去る時、いつの日にか会える時を。。。と別れを悲しみながらもまた会える時を心に前へ前へと向かうのです。自分一人の人生ではないこの想いは先祖の魂が共にあると感じます。高句麗の地と同じ北緯40度の大地の木々、川の流れは、あまりに故郷の風景と似ています。川面に高句麗人の人生を見るのです。
 川辺に立つと、悲しみを抱きながらも人生これから、と感じ、未来に心馳せた時の風の香りがするのです。今、生命の内に吹く風、香りの行く方へ。。。と向かっていくのです。



3月12日/盛岡にて




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東北センターにて



 雪降り積もる一日、NPO高麗東北センターでは午後から「高句麗伝説」上映会を開催しました。東北の復興支援をさせていただきたい気持ちで創った拠点です。NPO高麗が世界一と誇るサウンドシステムを設置し、最高の音響装置にて聴きます「高句麗伝説」は過去のコンサートであっても、今であり未来に実現する表現であると感じ、自分が舞台にて即興詩を詠んでいますが、これほど面白いコンサートはない、と感心してしまいました。いだきしん先生の演奏も私の詩もいつも聴いた事がない、と感じ、新鮮に魂に飛び込んでくるのです。同時に未来への扉が開くのです。見る度に新しい経験をします。その時の自分の生きている状態で感じていることは明らかにわかりますが、自分でも気づかない自分の未知なる可能性に出会うのです。即興演奏、即興詩の意味の深さには驚き、感動します。
 東北の為にと仲間が秘蔵のサウンドシステムを設置して下さいました。自宅に親しい人が集うぬくもりにあふれる空間であることがいつも心温まります。この事務所を創った時から、他にはないぬくもりにあふれていました。囲炉裏を囲んでいるような、という表現が合っています。集う人も囲炉裏を囲んで集う事が愉しいと感じる人です。ここでは本気で東北の復興を考え、語り合います。そして実現に向かいます。
 「本音で生きて下さい」講演会も私専用マイクを設置し、専用サウンドシステムで再生します。本音の声はご参加者の魂に届き、本音に出会うと感じ、声をそのまま再生出来るマイクを創って下さいました。本音で生きる人生は健康であり幸せであると考えます。本音は生命の声です。世界中の人々、生命の働きは共通です。生命の声は世界中の人に通じます。東北センターから表現させて戴きました本音のエネルギーが世界に届きますように。。
 雪深く積もる頃、全ての催しが終わりました。白銀の世界に包まれ、明日から新しい時代が始まる事を静かに迎える準備をしているような雪景色です。私も心静かに新しい時を迎えたいと、美しい雪降り積もる夜を過ごしています。



3月11日/盛岡にて




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3月11日



 日本人である限り、この日を迎える事は、とても辛い事と身をもって感じました3月11日です。朝から胸詰まり、苦しみ、悲しみに包まれました。日本中、世界中の人が地震が起こった時間には黙祷を捧げていることを我が身で感じました。私達は復興支援の道を創りたい気持ちで盛岡に創りましたNPO高麗東北センターにて、いだきしん先生のピアノコンサートを開催させて戴き、その時を共にさせて戴きました。胸の苦しみはお亡くなりになった多くの方々の魂、そして身内や親しい人を亡くされた多くの方々の悲しみと感じ、共に在りました。いだきしん先生の演奏は第一音から全て受け容れ共にある生命の音でした。やさしく生命沁み入ります。苦しみ 、悲しみを共にし、一気に引き上げて下さった事を体で感じ、胸は開き、空間とひとつになりました。未来へ未来へと向かうエネルギーに満ち、演奏は終わりました。
 続く「東北、日本の未来を語る会」でも未来へ向かう道が見え、何をしていくかがよくわかり、これからはただただ向かっていくのみと感謝します。
 3月11日の会が終わると外は一面の雪景色となっています。しんしんと降る雪の音はいだきしん先生の演奏のようです。過去を綺麗にし、真白い気持ちで未来へ向かいましょう、と語りかけてくれているようです。一面雪に覆われた大地、雪を冠る木々の姿に未来へ向かう姿が重なり見えます。どんな時も純粋な気持ちで生きていく姿です。
 次世代が生きていける日本 を、世界を。。。と祈るような気持ちで日々はたらいています。皆で心ひとつに良い時代を築いていく事が何より必要と考えます。



3月10日/盛岡にて




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3月11日に



 NPO高麗東北センターでは講演会の後に東北の復興について深夜までいだきしん先生を囲みボランティアの方々とお話合いをしていました。岩手県の被災地を回る事になりました私と一緒に東京から盛岡に来て下さった方々をはじめ、奈良、富山からも来て下さっているボランティアの方々です。東京から来た方の中では盛岡に住居を構え、こちらに住むようになった方もいます。毎月東北の地に来て、何とかしたい気持ちで取り組んできました。3年目を迎え、おおいなる存在とひとつにどのような道を創っていけるかを考えます。
 東北センターではいだきしん先生のピアノコンサートを開催します。新しい世界が拓かれた事を空間を通して感じて下さる方が多いようにと祈ります。自らの内から生まれた本音、気持ちは誰に言われなくても自分で考え、動き道を創っていきます。いだきしん先生のコンサートでは本音に気づき、多くのひらめきが起こります。創造的な経験となります。皆が生きていける世界を創っていく為にはコンサートの経験は何よりもお役に立てると考えます。3月11日に皆で集い、未来を考える事は未来を拓くと感じています。



3月9日/盛岡にて




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内面はひとつ



 ある人からシリアのバクラワを頂き、シリアの香りから、シリアで過ごした瞬間瞬間を思い出します。初めて訪ねた時、ホテルのラウンジにはシリアの伝統的カフェがありました。豊かな文化、歴史を感じる香りに満ちていました。その香りに触れるだけで創造的になっていった事は今でも忘れられません。人々の暮らしを奪う野蛮な行為を同じ人間同士でありながら何故出来るのか、とどれほど心痛め、悲しみに暮れた事でしょう。
 隣国レバノンにも親しい友人が暮らしています。銃弾の音が聞こえ、多くの尊い生命が犠牲になる環境で生きざるを得ない状況を共にし、なんとか抜け出していく道を。。。と心から願い、祈り、日本でのいだきしん先生のコンサートをインターネット中継してきました。 シリアのバクラワが届いた日、レバノンのガジ教授からお便りが届きました。テレビではずっと心に在り続けるパレスチナのドキュメンタリー映画が放映されていました。翌日には駐日レバノン大使館からお電話を頂き、大使とお会いさせて戴く事となりました。いつも心にある中東からのお便りにより、毎日シリア、レバノンで過ごした時が蘇っています。いだきしん先生がみつけられた人間とは何かを、いだき講座、コンサートにて経験させて戴き、人間の内面はひとつにつながっていることをわかりました。日本で暮らしていながらもいつも心にある中東の事を考え、なんとか抜け出し口を創りたい気持ちで日本での活動をしていることが内面の世界では中東の地に生きる友人とひとつにつながっていることを身をもって感じています。
 自分の事のように考える人がいる限り、解決に向かう力は大きく強くなっていく事が内面のはたらきと感謝します。日本にいながらも共に在りたい気持ちは通じている事に希望を見い出し、日々世界の平和を願い、活動していきます。






親愛なるプリンセス高麗恵子さんへ


 すでに長いこと私たちの生きる環境は複雑で困難な状況となっています。あなたと度々お手紙を交わさせていただくことが内面を安らかにし、真実の世界、栄光ある未来へ向けてと生きてゆくための指針を与えてくれます。いつも高麗さんの詩をアラビア語で詠んでいます。毎回、何か新しい発見があり高麗さんの表現の深さに感銘を受けます。過去、現在が明らかになり未来に向けて時間、歴史が和解し融合する経験です。このことにより希望を失わずに生きていけます。詩とIDAKI SHIN先生の表現は新しい次元の地平を開くものとしてもたらされました。真に栄光に満ちた至高の表現です。いつも本当にありがとうございます。


レバノン大学芸術学部教授
Dr. ガジ・カワジ
NPO高麗 レバノン



3月8日/盛岡にて




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澄んだ夜空に



星の輝く夜
天には光の帯が走る
奇跡の時告げる
無限な世界に輝く星
輝く程に光の花が一斉に咲く
夜空は光に満ちる今
人類の悲願成る時と
天の遥か彼方より差し込む光
我が身に届き
奇跡の時を創り
奇跡の時を生きる
誰もが想像すら出来ない
おおいなる存在の時代
真の気持ち活かし
純粋な気持ち表し向かう

夜空に輝く星
厳しくとも美しい事が全ての証



3月7日/青森にて



樹氷



樹氷を眺め
白い風吹く風景に
ずっと変わらずにある自然のはたらきを感じ
生きる事を問う

生命ある存在は生命のはたらきのままに生きていく
木々に山々におおいなる存在を見る
おおいなる存在
共に在れば何をも乗り越え生きていける

これから生きる世界は未知なる世界
おおいなる存在共に在る事だけが手がかり
未知であっても何よりも希望ある未来



3月6日/青森にて



猛吹雪の中を



 雪と強風の中を北へ北へと向かい、青森までやってきました。いつもは盛岡までですが、久しぶりに青森の八甲田山まで来、雪深い事、厳しい自然環境を改めて感じ、何処に居ても何が起こるかわからないこれからの生き方を考え、身につけていく時と身に沁みます。昔生きていた人はどのように暮らしていたのか、と世界各地に行った時もいつも考える事ですが、同じ人間であっても私達とはまるで違う事に人間とは。。を考えます。いつも人間とは何かをいだきしん先生から学び、経験した事を自分で考え、様々な日常生活の場面や仕事や活動の場面にてよりわかっていけます人生を生きる事が出来、ありがたいです。
 高句麗発祥の地五女山に行った時も過酷な自然環境の中で山の上で寒さ厳しい冬の時はどのように暮らしていたのでしょう、と想像さえも出来ない状況の中であっても人間は生きてきたのだと、人間とは。。。を考えない訳にはいきません。今を生きる私達一人一人の内にも生命の記憶があるならば、気づき、実行し活かしていきたい気持ちが生まれ、真摯に生きる事を学んでいきたいと願います。



3月5日/東京にて



悲願



 人間が人間とし生きていける世界を創造し、世界に発信する場としまして先祖縁の地、京都八坂の塔の真下に「高麗ギャラリーカフェ」を創り、高麗の看板が立ちました。また御所南に「高麗屋」を創り、高麗の看板が立ちました。そして次は比叡山に工房が創られ、高麗の看板が立ちます。自分の気持ちや意志だけではないおおいなる働きかけを受けて動いていると考えていました私はいだきしん先生から自分の意志であるという内容のお話をお聞きし、改めて自分の意志を確認しました。自分の好みで場所を選んでいるつもりはなく、全ては夢の御告げであり偶然の巡りであるので、自分以外の計り知れない力がはたらいての事と受け止めていました。それは真であると感じています。が、昨夜、狂おしい程の悲願が自分の内から溢れ出てくる経験をしました。魂の悲願であり私の意志でもあると受け止めました。意志あり、おおいなるはたらきかけを受け、動き成っていく世界に魂震えます。どんなに涙してもどんなに叫んでも表し尽くせない魂の悲願を感じ、必ず成す、と揺るがぬ意志立ち、悲願成るまではたらきます。世界の平和実現に向け、動きます。ありがとうございます。



3月4日/東京にて



風景



京都鴨川の風景に
亡き父が歩く姿を見
東山
比叡山に
歴史を見
駒ヶ岳
八ヶ岳に
日本の地に生きてきた祖先の姿を見
日本各地を歩く時に見る高麗人の面影

悲しい歴史は光に抱かれ
闇も陰りも消えて
覆いが取れた時に
ずっと在り続けた
子孫の為に生きてきた魂が輝き顕われる

日本の山々に
木々に
田畑に
祖先の魂を見るのです



3月3日/京都にて




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桃の節句



 子供の頃から桃の節句は父と深大寺に行く事が習慣でした。その時に昔高句麗人と日本人の悲恋物語があることを誰に教えられた訳ではないのですが、感じていました。大きくなって真の話と知った時、人間とは知らない事もわかる感覚がある事の不思議な事に驚きました。
 京都に来ると、父が行っていた事のひとつひとつを思い出します。昔からの風習ですが、人間とは何かをわかっていける人生を生きてこれました私は、今までとは全く違う生き方が出来ている事に感謝の気持ちがあふれてきます。
 昨日のいだきを始めた日のコンサートといだきしん先生の「存在論」を経験した生命はその時には理解出来なかった事を一晩経て、朝を迎えた時には目が覚めるようにわかる事が出来ました。どんなに知識とし知ることは出来ても人間は自分でわかる経験がない事には身に付く事も生きていく力もつかない事を改めて理解し、いだきしん先生の講座でのお話の在り方、人との接し方に深く感動し感服しました。常に求めているような答えは当然示されず、人間としわかる時にはわかるとおっしゃり、人間とし真に目覚めていけるように感受性、知性を養っていけるようにと共に在って下さいます。世界でこのような人間としての学びの機会は何処にもない事、今までの人類史においてもなかった事と私は感じています。この事を自分自身が生きる事で多くの方々とわかり合えれば幸いと感じ、真を語り、真を表し生きていく事に希望を感じています。目覚めの時を迎え、夢の実現に向け、世界の平和が成るまで動いていく気力にあふれています。



3月2日/京都にて




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いだき講座はじまりの日に



 31年前の3月2日、私の自宅からいだき講座は始まりました。当時は「自主健康講座」と名付けていました。いだきしん先生は毎回、健康とは体が良い悪いではなく、生まれもっての資質を世界の中で100パーセント活かしている状態、とお話されていました。健康で生きる事は人間とし真っ当に生きていく事とわかり、おおいなる希望を抱き始めさせて戴きました。父の経営する古いアパートの一室に住んでいました私の自宅にて、こたつを囲みいだき講座が始まったのです。まさか、皆様の生まれつきの運命を調べる事をするとは考えてもいませんでしたが、生まれつき人の運命が素通しで見える感受性をもって生まれた能力を人の為に活かしていくようにと、いだきしん先生におっしゃって頂き、覚悟を決め、調べさせて戴きました。先祖代々の重荷、苦しみ、解決出来ずに代々受け継がれてきた生き方を調べる事は大変苦しい事です。そのまま重荷を感じるようにもなり、倒れる事も沢山ありました。が、経験を積み、強くなりました。24歳の時にいだきしん先生にお会い出来、生まれつきの運命が解放され、真の自分を見いだし、本音で生きる事で余命2ヶ月の生命が助かり、26歳でいだき講座を始めさせて戴きました。今考えれば世界を変え、人類の未来を切り拓く仕事を起業したのです。当時は生命は助かったものの、人の重荷を感じるには体が弱く、倒れる事を繰り返してきた事を思い出していた今日、気性は強かった自分をも様々なエピソードを語る度に思い出し、内面強いままに体も強くなっていったのだと笑いがこみ上げてきました。内的環境が外的環境を作りますが、世界を変え、今までの人類史上初めての生き方のはじまりを経験しますいだき講座を開催した場所が私の古いアパートの一室であった事を申し訳なく感じていましたが、外観で物事判断する人は受講されなかったので良いスタートであったと今になれば安堵しています。いつも雪だるまの芯がしっかりしていれば大きくなる、と先生からお聞きし勇気づけられてきました。芯をしっかり作る事はいつも物事行う時の基本となっています。イランのペルセポリスにて聞こえた大地からのメッセージ「礎がしっかりしていれば滅ぶ事はない」が蘇ります。
 人間の内面が変わり、取り巻く環境が変わり、人間をコントロールしてきた勢力も力失せ、いよいよ人間の時代となってきました。生命使われず、生命輝き生きる時代となりました。いだきの時代です。いだきでは人間とは何かを取り戻し、人間とし生きていく上で最も必要で大切な愛を経験します。愛があり本音が生まれ、愛があり本音を表現出来、愛があり本音を実現していけます。世界が愛に満ちる世界になります事を望み、働き続けました。今、愛なくして人間は生きていけない事が全ての現象から気づく時代と考えます。31年目の今年は、今までにない時代が拓かれると見えます。本音の実現の時と感じ、ひたすらに本音を表現し、世界平和実現に向け、次世代が生きていける環境作りに向かい生きていきます。



3月1日/京都にて




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高麗の詩



 鈴の音
 笛の音
 美しい女性の歌声 
 精悍なる強い男性の歌声
 美しい高麗の魂の声
 ひとつに
 皆で歌う高麗の詩
 美しい魂 
 皆で築き上げる美しい世界の柱
 美しい詩
 高麗の詩
 皆で歌いましょう



2014年3月1日 真の春の訪れを心に感じる3月のはじまり
おおいなる存在あらわる時代
おおいなる存在のはたらきかけに満ちる空間
生命の内に生まれる新しい生命の芽
育ち花開く時
育ち実を結ぶ時


 月に一度の「生命の詩会」は夢のお告げではじまりました。八坂の塔の真下に「高麗」を創り、「高麗」 の看板が立ち、「生命の詩会」は東京での開催から京都「高麗」にて開催させて戴く事になりました。何の巡りか、幸運か、詩会の後ご参加者と「高麗」の一枚木のテーブルを囲み頂くコーヒーとお菓子はいだきしん先生が創って下さるようになりました。ある時はお食事も作って下さるのです。
 私が詩を詠む時、八坂の塔からそよそよと風が吹くのです。魂が喜び共に聞いてくれている事を感じます。その場におられる方々以上の多くの方々の存在を感じ、毎日記す生命の詩を詠ませて戴きます。私の生命の詩は生命の内に見える光景を詩に表しています。未来への予言でもあると感じます。未来には必ず実現する光景です。言葉に成る時、現実は動きます。そして実現へと向かいます。未来に実現する美しい生命の詩を祝福して下さるようにこの世にない物をいだきしん先生は創って下さいます。その美味しさは皆で涙流して頂く程の美味しさです。涙あふれる食べ物は誰もが人生において頂いた事はないでしょう。私も涙あふれ一口一口頂く食べ物がこの世にあることに感動します。生命は喜び、喜びの詩が聞こえるようです。一人一人の生命の喜びの歌がひとつとなり合唱がはじまります。何の音もない静かな空間に美しい生命の喜びの歌が聞こえてくるのです。人生の幸せの時です。
 3月1日、本音の声が世界に届きますようにと気持ち新たに「本音で生きて下さい」講演会を開催し、新しい講演会が出来、新しい次元が拓かれました。うれしく心ときめき、京都の街を車で走る時、鴨川の畔に見る魂は共に八坂へと向かいます。雨に濡れる石畳を歩き八坂の塔を目指す時、古の時に塔を目指し歩いた魂を感じ、古の時の塔が見え、現在の塔と重なり、時代を超えて高麗の魂の香りが漂ってくるのです。私は会いたい先祖の魂にいそいそと会いに行くように夢見坂を登っていくのです。塔の前に立った時、夢の香りと共に高麗の詩が聞こえてきました。この喜びをどのように表したら良いのでしょう。聞こえるままを詩に表し、詩会にて詠ませて戴きました。高麗の詩は続きます。いだきしん先生ならもっと多くの方々と分ち合えるように美しい音楽によって表して下さるでしょう。。。と心の内で歌う高麗の詩を皆で歌えたらと望み、私は詩に託します。
 高麗の詩を祝うようにし、いだきしん先生は高句麗膳を作って下さいました。生まれて初めて頂く美味しさです。涙の高句麗膳となりました。未来に実現する生命の詩を詠ませて戴く幸せ、全てを共にし、魂までも喜ぶ生命の食を作って下さり、皆で涙を流し共に頂けます幸せをありがとうございます。幸せの波が世界へと届きますように。。。おおいなる存在あらわる時代に生きる生命の喜びが世界へと。。。